第3号 (秋)「鮭とキノコのマリネ」
秋は「食欲の秋」と言われ、色々な食材が旬を迎えます。眼科勤務の管理栄養士からみなさまへ、眼によい栄養素やレシピをご案内する「栄養課だより第3号」は、鮭やカニなどに含まれる「アスタキサンチン」をご紹介します。
西葛西・井上眼科病院
管理栄養士 中井剛
西葛西・井上眼科病院
管理栄養士 中井剛
● オススメレシピ 「鮭とキノコのマリネ」
難易度 | ★☆☆☆☆(やさしい) |
時間(目安) | 約30分 (冷やす時間を除く) |
栄養成分値 444 kcal
たんぱく質・・・22.9g /脂質・・・38.5g
炭水化物 ・・・5.4g /塩分・・・0.88g
炭水化物 ・・・5.4g /塩分・・・0.88g
材料(4人分)
鮭切り身 | 2切れ(振り塩0.5g) |
お好きなキノコ※ |
約200g |
ピーマン | 2個 |
酢 | 50ml |
※今回はしめじとまいたけを使用しています。
塩 | 小さじ1/4 |
砂糖 | 小さじ1.5 |
オリーブオイル | 50ml |
こしょう | 少々 |
● 作り方
1
鮭は食べ易い大きさに切り、軽く塩を振り、オーブントースターで10~15分程度焼く。(様子を見ながら)
2
キノコは石づきを落とし、食べ易い大きさに切り分け、オーブントースターで5~10分程度焼く。(様子を見ながら)
3
焼けた①を器に入れ、その上に②をのせて漬込む準備をする。
4
鍋に、酢、塩、砂糖を入れ、火にかける。塩と砂糖が溶けたら火を止めオリーブオイルを加えて良く混ぜ③に回しかけ、こしょうをふる。
5
粗熱をとり、刻んでボイルしたピーマンを散らしたらラップをし、冷蔵庫で冷す。
● 今回は 天然色素 「アスタキサンチン」に注目しました。
アスタキサンチンとは・・・
天然の赤色色素で、鮭やカニといった魚介類の赤い色がアスタキサンチンです。抗酸化力が非常に強く、ビタミンEの500倍とも言われています。眼精疲労の改善に効果があると言われていますが、ぶどう膜炎、加齢黄斑変性、緑内障、白内障などにも効果が期待されています。
アスタキサンチンが含まれている食材は、加熱により、鮮やかな赤色に変わるのが特徴です。マグロやカツオは生の状態では身が赤く見えますが、加熱すると白っぽくなるので、アスタキサンチンが含まれていないことがわかります。また、油と一緒に摂取すると吸収率がアップしますので、レシピをご参照ください。
◆アスタキサンチンが多く含まれる食品: 鮭、カニ、エビ、イクラ、筋子など
アスタキサンチンが含まれている食材は、加熱により、鮮やかな赤色に変わるのが特徴です。マグロやカツオは生の状態では身が赤く見えますが、加熱すると白っぽくなるので、アスタキサンチンが含まれていないことがわかります。また、油と一緒に摂取すると吸収率がアップしますので、レシピをご参照ください。
◆アスタキサンチンが多く含まれる食品: 鮭、カニ、エビ、イクラ、筋子など