第18号(夏)「ズッキーニとトマトのチーズ焼き」
旬の食材を使用し、眼に良く、おいしく簡単に作れる料理をご紹介する栄養課だより。2021年 夏号は、「ズッキーニ」と「トマト」を使用したお料理をご紹介します。
西葛西・井上眼科病院
管理栄養士 中井剛
西葛西・井上眼科病院
管理栄養士 中井剛
● オススメレシピ 「ズッキーニとトマトのチーズ焼き」
時間(目安) | 約20分 |
難易度 | ★☆☆☆☆(やさしい) |
材料(4人分)
ズッキーニ(中) | 1本(約200g) |
トマト(中) | 1個(約200g) |
粗挽きウインナー | 2本(30g) |
オリーブオイル | 大さじ1と1/2 |
塩、こしょう | 少々 |
ナチュラルチーズ | 50g |
おろしにんにく | 小さじ1/5 |
栄養成分値 125 kcal
たんぱく質・・・5.2g /脂質・・・9.9g
炭水化物・・・4.2g / 塩分・・・0.69g
炭水化物・・・4.2g / 塩分・・・0.69g
● 作り方
1
ズッキーニは1cmの輪切り、トマトはヘタと種を取り、一口大に切る。粗挽きウインナーは斜め薄切りにする。
2
フライパンにオリーブオイルとおろしニンニクを入れ、弱火で香りを出す。中火にしてウインナー、ズッキーニを入れ、塩こしょうをし、ズッキーニに5割くらい火を通す。
3
トマトを加え軽く火を入れたら、耐熱皿に移しチーズをのせる。
4
オーブントースターで7~10分ほど焼き、表面に焼き色が付いたら完成。(焼き時間は様子を見ながら調整する)お好みで粉チーズ、タバスコなどで味を調節してください。(分量外)
● ズッキーニとトマトの効果について
ズッキーニはカリウムや、ビタミンC、βカロチンを多く含みますので、抗酸化作用が期待できる食材です。トマトに含まれる「リコピン」もβカロチンと同じくカルチノイドの一種で、トマトの他では、すいかなどに多く含まれています。カルチノイドは抗酸化作用を持ち、活性酸素の過剰な発生を抑え、血流を改善する効果があります。簡単に言うと「血液をサラサラにする」ということです。活性酸素の抑制は老化防止に繋がりますので、加齢性の眼の病気の予防効果もあります。βカロチンとリコピンは加熱調理によって吸収率が高まるので、油を使用した加熱調理がオススメです!