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「知っ得セミナー~糖尿病網膜症について~」を開催いたしました


2018年11月16日(金)に、「知っ得セミナー~糖尿病網膜症について~」を開催しました。

当院の副院長 田中宏樹医師より、「糖尿病網膜症」の症状や治療法について、図や写真を使ってご説明をいたしました。

「糖尿病網膜症」(とうにょうびょうもうまくしょう)とは

今回の知っ得セミナーのテーマは西葛西・井上眼科病院が力を入れている網膜硝子体に関する病気である「糖尿病網膜症」です。

知っ得セミナーの様子

知っ得セミナーの様子

糖尿病は、私たちが生きていくために必要な血液中のブドウ糖(血糖)が多くなる病気です。糖尿病による眼合併症には「白内障」「黄斑症」「角膜症」などさまざまありますが、なかでも発症の頻度が高いのが「糖尿病網膜症」です。

田中副院長からは「糖尿病網膜症は、糖尿病歴が長くなったり、高血糖が続くと発症するリスクが高まります。自覚症状がないまま進行し、失明にいたることも少なくありません。症状が進行してしまう前に、血糖値やヘモグロビンA1cの数値をコントロールすることで進行を抑えることもできますので、食事や適度な運動をするなど、気をつけるようにしましょう」など、糖尿病網膜症の治療について専門的な内容を丁寧にわかりやすくお話いただきました。

院内見学会にもご参加いただきました

院内見学会の様子

セミナーの後に、当院のユニバーサルデザインの工夫などをご案内する院内見学会を行い、多くの方にご参加いただきました。

当院では、視覚に障害のある方や一般の患者さまから、利便性などについてご意見をいただきながら、快適な施設づくりを行っています。

見学していただいた参加者の方々は、院内のサインの見やすさ、音・感触・光などによるユニバーサルデザインを感じていただけたのではないでしょうか。
今後も、患者さまに眼疾患について理解を深めていただくためのセミナーや、当院の取組みについて知っていただく機会を積極的に作っていきたいと思っています。
開催情報は院内掲示や広報誌「井上眼科だより」、ホームページなどで告知してまいりますので、是非ご参加ください。
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