國松副院長が「視野障害者の安全運転支援プロジェクト」に参加しました
2023年10月31日、11月1日と、西葛西・井上眼科病院の患者さまが、日本自動車研究所JARIにて開催された「視野障害者の安全運転支援プロジェクト実車体験実験」に参加されました。あわせて国松と視能訓練士の平賀が参加いたしました。
体験実験は外界から遮断されたテストコースで、助手席に補助ブレーキが設置され、安全が確保された状況で、実車を用意して、患者さまの「見え方」を確認するものです。また、現在市販されている運転支援のシステム(交通信号や標識を見つけて教えてくれるシステムが搭載された車両)が、視野に障害を持つ患者さまにどのような効果をもたらすのか、実際に体験し、感想をお聞きしました。
体験実験は外界から遮断されたテストコースで、助手席に補助ブレーキが設置され、安全が確保された状況で、実車を用意して、患者さまの「見え方」を確認するものです。また、現在市販されている運転支援のシステム(交通信号や標識を見つけて教えてくれるシステムが搭載された車両)が、視野に障害を持つ患者さまにどのような効果をもたらすのか、実際に体験し、感想をお聞きしました。
空き時間には、視野狭窄眼鏡をかけてコースを運転。まっすぐしか見えないので、ヘッドアップディスプレイ(フロントウインドウガラスに運転支援システムの作動状況や走行に関するさまざまな情報を表示すること)に「止まれ」の標識が表示される、ロードサインアシスト(※)が役に立つな、など考える、貴重な機会となりました。
試乗会に参加してくださった患者さまには、将来は、自動運転の車に乗って、運転を楽しんでほしい、そのような未来が早くきてほしいと思いました。
※ロードサインアシスト(RSA)とは:前方カメラまたはナビゲーションシステム(情報を取得した場合)を使って特定の道路標識や信号などを認識し、ディスプレイ表示やブザーで運転者にお知らせするもの
(文責・国松)
試乗会に参加してくださった患者さまには、将来は、自動運転の車に乗って、運転を楽しんでほしい、そのような未来が早くきてほしいと思いました。
※ロードサインアシスト(RSA)とは:前方カメラまたはナビゲーションシステム(情報を取得した場合)を使って特定の道路標識や信号などを認識し、ディスプレイ表示やブザーで運転者にお知らせするもの
(文責・国松)
「運転外来」とは?
西葛西・井上眼科病院にて企業の協力を得て、視野障害者向けのドライビングシミュレーターの開発を主導。研究を重ねて2019年、眼科病院で初めて開設した専門外来です。詳しくはこちらのページをご覧ください。