【西葛西】当院の視能訓練士が第12回日本視野画像学会にて優秀演題賞を受賞しました
5月20日(土)21日(日)ウインク愛知にて、第12回日本視野画像学会が開催され、西葛西・井上眼科病院(視能訓練士)岩坂氏の発表した「西葛西・井上眼科病院運転外来におけるドライビングシミュレータ施行後の追跡調査」が優秀演題賞(2位)に選ばれました。
運転外来も、開設して3年以上たち、その効果を検証しようと、追跡調査を行いました。その結果、2年以上経過した48例のうち、27%が運転を中止しており、残る73%は運転を継続していました。運転を継続していた35例は、ほとんどが運転時に注意するポイントを改め、4割近くは運転時間を減らしていると答えました。運転外来前には、35例中11例(31%)が過去5年間に事故を起こしていましたが、運転外来後に事故を起こしたのは1例(軽微な事故)のみで、運転外来が有効であったことが分かりました。
運転外来も、開設して3年以上たち、その効果を検証しようと、追跡調査を行いました。その結果、2年以上経過した48例のうち、27%が運転を中止しており、残る73%は運転を継続していました。運転を継続していた35例は、ほとんどが運転時に注意するポイントを改め、4割近くは運転時間を減らしていると答えました。運転外来前には、35例中11例(31%)が過去5年間に事故を起こしていましたが、運転外来後に事故を起こしたのは1例(軽微な事故)のみで、運転外来が有効であったことが分かりました。
運転外来担当の視能訓練士は、3人で協力して、患者さまの来院予約を調べ、検査の合間に患者さまひとりひとりに聞き取りをして、ものすごく頑張りました。岩坂さんは、800名収容の大ホールでの発表なのに、前日も緊張したそぶりを見せず、とうとう最後まで緊張しなかったようで、実に堂々とした発表で、驚きました。
この運転外来が有用である、ということが、その翌日の5月22日(月)神戸新聞朝刊にも掲載されました。
「2023年2月までに西葛西・井上眼科病院の運転外来を受診し、2年以上が経過した48人のうち、27%が運転を中止。残る73%は運転を継続しているが、ほとんどが運転時に注意するポイントを改め、4割近くは運転時間を減らしたと回答。事故を起こした人はいなかった」と紹介していただきました。
この運転外来が有用である、ということが、その翌日の5月22日(月)神戸新聞朝刊にも掲載されました。
「2023年2月までに西葛西・井上眼科病院の運転外来を受診し、2年以上が経過した48人のうち、27%が運転を中止。残る73%は運転を継続しているが、ほとんどが運転時に注意するポイントを改め、4割近くは運転時間を減らしたと回答。事故を起こした人はいなかった」と紹介していただきました。
運転外来が有用であることが分かり、今後も、多くの患者さまに体験していただきたいです。また、貴重な発表と聴講の機会を頂いたことに感謝して、学会で得た知識を、今後の臨床・研究に活かしたいと思います。
(文責)西葛西・井上眼科病院
副院長 國松 志保
副院長 國松 志保