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井上眼科病院グループについて

基本理念・方針

基本理念

患者さま第一主義
患者さまの立場を考えて診療を行う
実証医学(EBM)に基づいた検査と治療
眼の病気について眼科学の基本に基づいて検査し、その原因を追究して治療する
「眼」の総合病院の確立
眼に関するすべてのことを取扱う、「眼」の総合病院を確立する

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基本方針

患者さま第一主義の徹底的実践

従来は、医師がその知識や技術を一方的に患者さま側に押し付け、患者さま自身はどういう経緯で、検査、治療が行われているか、ほとんど知らされない受身の状態にある医療が長らく行われてきた。これが「お医者さまと患者」という関係を生み出し、常に医師が上、患者が下という誤った関係が構築されてきた。

当院では、病院をひとつのサービス業と位置付け、医師、看護師および他の職員全員が、「患者さま第一主義」をすべてに優先する判断の拠り所としている。すなわち、医師は専門的知識や技術を、患者さまの要請に従って提供する専門職と考え、検査治療の過程にも可及的「説明と同意」(informed consent)のプロセスを導入する方針で、医療を進める。従って、患者さまは提供された専門的情報を反芻吟味することで、治療法の選択決定にも深く関与できる体制の確立をめざす。

これを実現するために、医師はより専門性を高め、高度かつ根拠に基づいた医療(evidence-based medicine)ができるよう研鑚を課す一方、単に経験則などによる独断専行ができないように、他の医師や職員によるチェック、さらに患者さまの評価も加えた、新しい客観的評価システムを導入する。前者のためには、学会への発表や参加、学術誌への論文発表、医局内での症例検討、日々の診療録の同僚医師によるチェック(peer review)を励行する。同様に医師以外の職員においても、教育プログラムを作成して実行する。後者に対しては、日常のチェック機能が働いて、日誌などにより日々院長に報告される制度があるほか、人事考課における他者評価を積極的に行い、医師においては、特に患者さまからの評判も高い比重で考課の対象とする。

また、患者さまの安全管理を充実する意味で、医療安全管理委員会、院内感染防止対策委員会、および必要な臨時委員会を定期的もしくは臨時に開催し、適宜現システムの改善に取り組んでゆく。

以上により、新しい時代の医療にかなった、医師と患者さまとの関係を確立してゆく。

地域医療と病診連携の充実

地域小・中学校の学校医として、地域児童や生徒の目の健康を管理している。また、神田保育園の園医も当院医師が受け持っている。当地域には企業が多く、多数の企業の出張眼健診、VDT健診を受け持っている。さらに管内保健所、福祉センターなどが主催する一般向け講演会にも協力している。また、千代田区、文京区、墨田区、中央区、台東区、江戸川区などの近隣各区を含めた東京都はもとより、千葉県、神奈川県、埼玉県、茨城県が主たる診療圏である。これら診療圏の眼科診療所との病診連携を深めるため、病診連携室を設置した。ここでは、診療所で十分できない、検査や手術を含めた治療を当院で行い、経過観察を地元の診療所でしていただくシステムの構築を進めている。もちろん、近隣地区には人口の減少から、眼科診療所が比較的少ないため、地域診療所としての役割も一部担っている。

都心にある眼科専門病院の特異性への対応

当院は東京の中心近くにある、130年余の歴史のある、日本有数の眼科専門病院である。上記のように地域医療にも参加しているが、立地条件や過去の実績から、患者さまは日本全国から来院し、大学病院や基幹病院からの紹介患者さまも多い。このようなことから、当院は「眼科における最終段階の病院」と位置付けることができる。最終段階とは、診断困難例、治療困難例が、最終的診断治療を求めて来院するということである。このため、眼科のあらゆる領域について、高度に専門性を高めた、小児眼科、神経眼科、コンタクトレンズ、角膜、緑内障、白内障などの専門外来が独立しているが、これをさらに推進する。

患者さま向けの情報提供と相談の充実

患者さまへの情報発信は、井上眼科だより、ホームページ、パンフレット、掲示、講演会、相談会などの手段を用いて定期的に行っている。 これらを、患者さま側からのご要望、ご意見を取り入れて、逐次見直し、必要な情報を、迅速かつ的確に発信することに努める。ロービジョン外来では、患者さんが具体的に何で困っているのかを把握し、現在の視機能を評価する。そして必要に応じ、視覚障害者手帳の申請および等級変更手続きを行う。また、院内にある「目の相談室」と連携し、ロービジョンの患者さんの困っていることを解決できる補助具を検討する。
社会的、経済的自立を要する患者さんに関しては、ソーシャルワーカー、患者会と連携をとることで、生活、歩行、職業リハビリテーションの紹介を行う。

患者さまの権利と責任

  1. 自分の病気・治療の内容を知る権利(セカンド・オピニオンを含む)
    病名、症状、検査結果、予後、診療計画、処置や手術、薬の名前や作用・副作用などについて、納得できるまで説明を受ける権利。他の医師の意見(セカンド・オピニオン)を、聞くことができる権利。
  2. 治療方法や検査を選択・拒否する権利
    納得できるまで説明を受けた後、医療従事者の提案する診療計画などを自分で決定する権利。
  3. 自分の情報が保護される権利
    個人の秘密が守られる権利および私的なことに干渉されない権利。
  4. 自分に必要な情報を知る権利
    病気やその療養方法および保健・予防・福祉などについて学習する権利。
  5. いつでも人格が尊重され、必要かつ十分な医療サービスを平等に受ける権利
  6. 患者さま自らが、医療従事者と共に力を合わせて、これらの権利をまもり発展させる責任

Hospitality(ホスピタリティー)の実現

優しく、わかりやすい病院空間づくり

眼の見えづらい方、体の不自由な方、お年寄りやお子様など、さまざまな方が安全に安心して通院、入院できるよう、誰もが使いやすいユニバーサルデザインを導入。サインや案内表示、通路照明など移動しやすい快適な病院空間づくりをしています。

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